三線紹介

フェーバラ
南風原型
最も古い型で南風原の作である。天の曲がりが少く、野坂は大きく曲がっている。野丸は半円型。
チネンデーク
知念大工型
三線主取になった知念の作。天の曲がりは大きく、天と鳩胸に丸味の筋がある。野丸は卵のとがった方の丸形。
クバシュンデン
久場春殿型
南風原型の系統で、久場春殿の作。沖縄三線中最も太棹。天は曲がりが小さく薄手である。野丸と鳩胸の区別が全くない。
クバヌフ二ー
久葉の骨型
久場春殿の作、細棹で南風原型を一廻り小さくした感じである。久葉の葉柄に似ているのでこの名がついた。
マカビ
真壁型
真壁里主の作、形は優美である。天は中絃から曲り糸蔵が短かい。開鐘と固有名のついて名器はこの型に限られている。
ヒラナカチネン
平中知念型
知念大工型と真壁型の混合された型である。
ユナー
与那城型
真壁と同時代の与那城の作。天は糸蔵の先から曲り、範穴(からくい穴)はやや下方にあけられている。棹は真壁型より太くどっしりした感じで糸蔵はやや大きく鳩胸も大きい。

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今月の三線紹介

全て一点物のため、素材感や質感、音色等に個体差がございますので詳しくはお問合せください。

縞黒檀・真壁型
(二重張り/ツヤあり)
縞黒檀・与那城型
(二重張り/ツヤなし)
縞黒檀・知念大工型
(二重張り/ツヤあり)